腹腔鏡下子宮筋腫核出術②
手術台から違うベッドに移されているときに、数秒だけ目が覚めました。しかしすぐにまた眠り、次に目が覚めたときはリカバリールームでした。
起きたときの気分は、よく寝たなって感じです。全身麻酔の副作用を心配していましたが、全くありませんでした。お腹は少し痛くて重たかったです。
目の前に大きい時計があって、手術は予定より1時間程長くかかったんだということが分かりました。
近くに看護師さんがいて、痛みはどうか聞かれ、我慢できるぐらいの痛みだったので、大丈夫と答えました。
リカバリールームには、たくさんの看護師さんがいて、みんな楽しそうにお喋りしてて、ちょっとうるさくて何度も目が覚めてしまいました。
2時間ほど経つと、酸素マスクを外し、酸素の管を鼻につけられ、入院部屋にベッドで運ばれました。ベッドを押してくれる看護師さんがお喋り好きな方で、面白くて笑ってしまいお腹がめちゃくちゃ痛かったです。
部屋に到着し、部屋のベッドに移されました。夫がすぐに部屋に来てくれましたが、しゃべることなくすぐに寝てしまいました。
しばらくして夫が、「お医者さんが来てくれたよ」と言って起こしてくれました。私服だったので帰宅する前に寄ってくれたようで、すごく大きい筋腫が取れたよと嬉しそうに話して帰っていきました。
喉が乾いていたので看護師さんにお水を願いしました。少しだけならいいよと、リクライニングベッドですこしだけ体を起こしもらい、曲がるストローがささっているカップで、お水をもらいました。ストローが曲がるので、寝たままで水が飲めてすごく助かりました。
お腹が痛いと言うと、看護師さんが、錠剤のモルヒネとタイレノールをくれました。まあまあ効きました。
手術前に打った血栓防止の注射を今度は、太ももに打ちました。痛かったです。
夕食前に酸素の管を取り外してもらいました。
夕食は、具のないトマトスープとクランベリージュースでした。リクライニングベッドを、少し起こして食べました。全部食べたいくらい美味しかったのですが、痛みで気力がなく、半分ぐらい食べて終わりました。
部屋は個室だったので、夫も泊まって、ずっと看病してくれました。夜は1時間おきに目が覚めたので、そのたびに水を飲ませてれました。それから、痛みで自力で体勢を変えられないので、背中の下にクッションを入れて、右や左に体を傾けてくれました。
看護師さんも頻繁に来てくれて、体温、心電図、酸素濃度などのバイタルチェックをしてくれました。異常は特になかっようです。
あとは、溜まった尿を捨ててくれたり、生理用ナプキンを変えてお尻や陰部を拭いてくれたりしました。
尿道カテーテルをしていると、自分がおしっこをしているという感覚はなかったです。
手術前は、尿道カテーテルをすることが恥ずかしかったのですが、術後は全く動けないので、ありがたかったです。そして下の世話までしてくれる看護師さんには、本当に感謝です。