卵子凍結のオリエンテーション

夫と二人で、オリエンテーションを受けました。
まず、卵子凍結の費用のうちの500ドル（40,000円）をデポジットとして支払いました。

看護師さんから、卵子凍結の流れを説明されました。
最初の４日は、朝と晩の注射。
朝の注射の時間は、特に決めなくてもいいそうです。晩の注射は、朝の注射をしてから１０～１２時間以内に打ちます。
４日後に血液検査を行い、その結果により、追加される注射の日が決まります。
そして、採卵日の前々日に注射４本打ちます。
採卵する日は、血液検査と経腟エコー検査の結果によって決まり、注射を始めてから８～１２日の間になるそうです。

それから、薬の副作用を説明されました。
多くの人が、軽い生理痛やお腹の張りを感じるそうです。
その他は、吐き気、下痢、体重増加、イライラ等の症状もあるそうです。
副作用を抑えるためにしないほうがいいことは、激しい運動、お腹をひねる、ジョギング、重いものを持つ、性交だそうです。
ヨガやマッサージはいいそうです。ただし、お腹をひねる動作はしないようにとのことでした。
重篤な症状が出た場合のために、２４時間繋がる緊急の電話番号とお医者さんの電話番号を教えてもらいました。
この薬が子宮筋腫に影響するか質問しましたが、この薬は卵巣に作用するため、子宮筋腫に影響はないそうです。

薬で卵巣が腫れるそうなのですが、私の場合、大きい子宮筋腫がたくさんあるため、痛みが出る可能性があると言われました。
痛みがある場合は、Tylenor（鎮痛剤）を服用するように言われました。
Advil, Aspirin, 漢方薬は服用しないようにとのことでした。

１１日前から服用していたピルは、今日で終わりと言われました。ピルを止めたら、すぐに生理が始まるそうです。

それから、私は、コエンザイムQ10とビタミンDのサプリメントを毎日摂っているのですが、注射をしている間はコエンザイムQ１０を止めるように言われました。ビタミンDは摂っても大丈夫で、葉酸サプリも飲むように言われました。

そして、自己注射のやり方を教わりました。
実際に注射はせず、ソフトボールに針を刺して、練習しました。
２種類の注射のやり方を覚えなくてはならず、難しかったです。
看護師さんの許可をとって、私が練習してるところをスマホで撮影して、家で見返せるようにしました。
注射後に、絆創膏は貼らなくていいそうです。
インターネット上にある注射の仕方の動画のURLも教えてもらいました。

自己注射の数の多さにショックでした。練習はソフトボールに注射を刺しましたが、それでも怖かったです。これを毎日２～４本、自分のお腹に注射するかと思うと、かなりの恐怖とストレスでした。