FIBRISTAL①
※ Fibristal ・ ellaOne ・ Esmya ・ Ulipristal ・ ウリプリスタルは、すべて同じ薬です。
有効成分はウリプリスタル酢酸塩です。
FIBRISTALとは
FIBRISTAL(フィブリストール)は、子宮筋腫の治療に使われる薬です。FIBRISTALは、子宮筋腫を縮小し、子宮筋腫に関連する症状(貧血・性交痛・下腹部のハリや不快感・頻尿や排尿困など)を改善します。
子宮筋腫の細胞は、プロゲステロン受容体を持っています。プロゲステロンは体内で作られるホルモンで、子宮筋腫を増大する原因になっています。FIBRISTALは、子宮筋腫の細胞がプロゲステロンから受ける影響を妨げると考えられてます。これにより、子宮筋腫が縮小します。
FIBRISTALは、子宮内膜・子宮筋腫・ 脳下垂体の3つの箇所で作用します。
- FIBRISTALを服用し始めてから数日後、出血の量が大幅に減る、もしくは止まります。
- FIBRISTALによって縮小した子宮筋腫は、服用を終えてから最長6ヵ月ほど、そのサイズを維持します。
- FIBRISTALを服用している間、体内のエストロゲン(ホルモン)のレベルは変わりません。そのため、ホットフラッシュが起こりにくくなります。
- FIBRISTALを服用すると、大多数の女性は、排卵と生理が止まります。
- FIBRISTALの服用を終えてから、通常約4週間後に生理が始まります。
FIBRISTALの使用方法
- FIBRISTALは、生理期間中に飲み始めてください。
- 水で飲んでください。
- 3ヶ月間、毎日続けて服用してください。
- 2度目の3ヶ月間の服用を開始するときは、2回目の生理期間中に始めてください。
薬を飲み忘れた場合、気づいたときすぐに服用してください。思い出したときが次回の服用の場合、1回分だけ服用してください。2回分を服用しないでください。
FIBRISTALの副作用
主な副作用です。これらの症状が必ず生じるわけではありません。
- 頭痛
- 疲労感
- 胸の痛み、圧迫感や不快感
- にきび
- おりもの
- 体重増加
- 骨盤の痛み
- めまい、立ちくらみ
- 胃のむかつき
- 抜け毛