日本でMRI検査を受ける
カナダで巨大子宮筋腫が見つかった後、日本に一時帰国し、産婦人科に行きました。
まず経膣エコー検査を受けたのですが、子宮筋腫が大きすぎて詳しく分からないということで、MRI検査を受けることになりました。
MRIの前に腎機能を調べるため血液検査をしました。異常なしでした。
造影剤を入れるための点滴を手の甲にして、MRIの台に移動しました。
検査中、大きい音がしていました。でも、ほんのり暖かくて軽い振動があり、心地よくてずっと寝てました。
MRI検査で、4つの大きい子宮筋腫(8.7cm ・5.5cm ・4.5cm ・3.5cm)と無数の小さい子宮筋腫があることが分かりました。
(カナダの腹部エコー検査では、大きい子宮筋腫が2つあると言われました。)
肉腫(悪性腫瘍)ではなく、良性でした。
お医者さんに、賑やかな子宮だね~と呆れられてしまいました。
大きい子宮筋腫があると、流産する可能性が高くなるということで、手術を勧められました。
筋腫が大きすぎるため腹腔鏡下手術は無理なので、開腹手術が有名なお医者さんがいる病院の紹介状をもらいました。
カナダのお医者さんには、手術しなくてもいいと言われたのですけど…と言うと、びっくりされました。
もしカナダのお医者さんがこのMRI画像を見たら、手術を勧めると思うよと言われました。
私は日本の健康保険に加入していないので、全額自己負担でした。
約38,000円でした。
日本の医療費の安さに感激しました!
カナダでは、健康保険に加入していれば、診察料と検査費用は無料です。
しかし、加入してない場合、医療費はとても高額です。
そしてさらに感激なのは、日本では医療を迅速に受けられるところです!
カナダでは、産婦人科などの専門医に会うのに約半年、MRI検査を受けるのに約半年、計1年程かかってしまうところを、日本では1日で受けることができました!それどころか、私の症状でMRI検査を受けたいとカナダのお医者さんにお願いしても、断られていたと思います。現に、5年間エコー検査を受けたいとお願いしても、ずっと断られていました。
日本の医療制度は、本当にすばらしいです!
そして、日本のお医者さん・看護師さん・受付の方など病院スタッフの方たちがとても親切で優しいし、病院は清潔だし、設備はハイテクだし、日本は本当にすごいです!!!